猿と猫の宴

電車内でうんこを漏らした時の素敵な言い訳 6選

管理者:宴

おはようございます。

まだ漏らしたことがない宴です。

 

 

今回は、「もしも、うんこを漏らしてしまったらどうしよう…」という漠然とした不安で胸が押しつぶされそうになったので、万が一の時のためにうんこを漏らしてしまった時の素敵な言い訳を考えていこうと思う。

 

それではやってみよう。

 

電車内でうんこを漏らした時の素敵な言い訳5選

僕はまだうんこを漏らしたことがない。

 

いや、すまない。

もしも、食事中の人がいたら土下座でもしよう。

でも、その前に食事中にスマホかタブレットかパソコンかわからないが、見るのは良くないからやめた方がいい。

マナー違反だ。

 

だから、この話を構わず続ける。

うんこを漏らしたことはないのだが、人からうんこ漏らしたエピソードを稀に聞くことがある。

ゆるい人、もしくはご年配の方々に多い。

何だか悲しくなってくる。

人間って儚いね。

 

僕は他人事のようにその話を「あはは」と絶妙な笑いで突破するのだが、考えてみれば、僕がいつか漏らさないという保証はない。

人生にはまさか自分にそんなことが…と思っていることほど、起きてしまう可能性が高い。

 

これはまずい。

もし、何の準備もなく漏らしてしまっては後の祭り。

今のうちに言い訳や対応策を考えておかなくてはいけない。

 

ということで、考えてみた。

一応、シーンは電車の中という最悪なパターンにしています。

 

では、どうぞ。

 

記憶を失う

うんこを漏らす。

そんなこと自分が本当にするのだろうか?

いや、するわけがない。

でも、出てる、どうしよう。

そうだ、記憶を失おう。

ということで、記憶を失ってみる。

できれば本当に記憶を失うべきなのだが、記憶はそう都合よく喪失しないので、フリで貫き通す。

 

「あれ、僕は誰ですか?」と、まずは隣の人に訊いてみよう。

向こうはすでに、僕がうんこを漏らしていると気づいている可能性もあるから慎重に。

 

ここからは分岐ルートに突入するが、おそらく「はは…」か「………」で顔背けるの2択だろう。

でも、負けてはいけない。

そこで負けては記憶喪失の印象を他の人に与えられない。

ここは電車の中だ。

周りにいる人全員に、自分は記憶喪失なのだとアピールしなくてはいけない。

 

だから、そっと立ちあがろう。

場合によっては、それでゲームオーバーになる可能性もあるから、慎重に立ちあがろう。

で、みんなに問いかけよう。

「すいません、僕のこと知っている人はいませんか?」と。

 

これでたいぶ記憶喪失の印象は強まったはずだ。

もう安心していい。

タイミングを見計らって駅に着いたら降りよう。

本来はすぐさまトイレに駆け込むべきなのだが、念のため降りる時に「記憶が…ない…」とか言っておこう。

最後まで油断してはいけない。

 

トイレに着いたらもう安心だ。

しっかりと処理をしよう。

そして、もうその電車にのるのはやめよう。

無理であれば、せめて時間帯はずらそう。

それがうんこを漏らしてしまった、せめてもの罰だ。

 

え、あなた漏らさないんですか?

うんこを漏らすとなぜダメなのか?

何がまずいのか?

それは、多くの人たちがうんこを漏らさない世界だからである。

ならば、この世をうんこを漏らす世界にしてしまえばいいのではないだろうか。

 

つまりはこういうことだ。

電車の中、例によってうんこを漏らしてしまった。

そして、隣の人に気づかれた。

きっと隣の人はすごい顔でこちらを見てくることだろう。

え、こいつ嘘だろ…? 漏らしたんじゃないか…!

心の中が透けて見えてくるようだ。

でも、その眼圧に負けてはいけない。

しっかりと胸を張ってこう言ってやろう。

 

「え、あなた漏らさないんですか?」

 

もちろん隣の人は戸惑うことだろう。

もしくは笑っているかもしれない。

でも、ここで動揺してはダメだ。

うんこを漏らすのが当然の世界を作るためには、冷静でいなくちゃいけない。

よし、そこで追撃だ。

 

「え、みなさん漏らしてますけど、あなたは漏らさないんですね、へ〜、そうなんだ…」

 

絶対的に無理がある。

無理があるのはわかっているが、世界のためだ。

しっかりと、「え、漏らさない人なんているんだ! うわ〜、引くわ〜」という顔をし続けよう。

 

そこで、「え、みんな漏らしているものなんですか? あら、自分ったら恥ずかしい。よし、漏らしますね」となったら御の字なのだが、そんなことはあり得ない。

それはわかっている。

わかっていてやっている。

この世の中に絶対はない。

0.01%の可能性だとしても、それに賭けるしかない。

だって、こっちはうんこを漏らしているのだから。

 

もう、そこからは向こうの反応次第なのだが、もしも相手が逃げてしまったら堂々とうんこを漏らすのが当然の世界の住人でいよう。

自信満々に足でも組んでおけばいい。

 

で、もしも相手が沈黙…いや、唖然としているようなら、「嘘だろこいつ、漏らさないの?」という顔を続けよう。

駅にたどり着くまで。

ちょっとキツいかもしれないが、大丈夫。

ここはうんこを漏らすのが当然の世界なのだ。

おかしいのは向こう。

何も悩む必要はない。

 

ただ、電車から降りたら恥ずかしがろう。

だって、うんこを漏らすのは恥ずかしい世界に帰ってきたのだから。

 

う、うわああああ!

そもそもの話だ。

うんこを漏らすのは恥ずかしいことじゃない。

うんこを漏らしたとバレることが恥ずかしいのだ。

つまり、うんこを漏らしたことがバレなければ、何も恥ずかしいことはない。

堂々とうんこを漏らしてもいいのだ。

 

だから、誤魔化そう。

 

はい、いつものように、僕は電車でうんこを漏らしてしまいました。

そこからちょっと黙ってみよう。

なぜなら、今回の作戦は短期決戦であり、時間をかけてしまうと辛いことになるからだ。

辛いのは嫌だ。

漏らしている時点で辛いというのに。

 

とはいえ、気づかれるのは時間の問題だ。

隣の人の鼻は誤魔化せない。

 

あれ、何か臭いわ…何これ…

 

隣の人はすぐさま異変に気づくことだろう。

でも、早まってはいけない。

今はまだ落ち着くべきだ。

漏らしておいて落ち着くというのは難しいと思うが、落ち着くべきだ。

 

…あ、これうんこだ…誰か漏らした…あ、隣の人から匂う…

 

そして、隣の人がこちらを見てきて目が合った瞬間が合図だ。

 

「う、うわああああ!」

 

と怯えながら叫ぼう。

椅子から転げ落ちたりするのも効果的だ。

しばらくは、「ひ、ひ…あ…ぅあ…」とかなんかよくわからないけど、怯えたフリをして後ずさろう。

ちょっとずつね、ちょっとずつ。

 

隣の人は意味がわからない困惑の表情をしていることだろう。

当然だ。

書いている僕にも何が何だかわからない。

 

とりあえず駅に着くまでは怯えたフリを続けよう。

で、駅に着いたら「うわああああ!」と言ってダッシュだ。

振り返ってはいけない。

振り返ればうんこがあるかもしれない。

だから、振り返ってはいけない。

 

で、トイレに着いたら無事終了。

とにかく勢いで誤魔化す作戦だ。

我に返ってはいけない。

僕は何を書いているのだろう…と我に返ってはいけない。

 

おぎゃあああ!

よくよく考えてみれば、うんこを漏らして恥ずかしいのは大人だから。

つまり、うんこを漏らしても恥ずかしくない存在であれば許されるのである。

うんこを漏らしても恥ずかしくない存在…

そう、赤ちゃんだ。

僕は赤ちゃん。

今日はたまたまオムツをし忘れちゃったけど、赤ちゃんなのだ。

 

ということで、恒例行事。

僕は電車の中でうんこを漏らしてしまった。

なので、赤ちゃんのフリをすることにしよう。

おっと、早まるのはいけない。

赤ちゃんのフリは長期決戦には向いていない。

ずっと「おぎゃあ、おぎゃあ!」言い続けられる精神があるならば構わないが、できるだけ短期決戦に持ち込むのがベストだ。

いつだってベストをつくすのが人間ってやつだろう。

 

はい、では隣の人が気づき始めたようなので、そろそろ赤ちゃんになろう。

といっても、並の赤ちゃんではダメだ。

こいつ変な奴だ! と思われてしまう。

可能な限りリアルを追求しなければ、赤ちゃん作戦は失敗に終わってしまう。

 

ほら、お母さんのお腹の中を思い出して。

そして、お腹の中から出てきた瞬間を思い出して。

いくよ、せーの!

 

「おぎゃあああああ!」

 

隣の人はまず、「どういうこと?」という顔をするだろう。

書いてる僕でさえ「どういうこと?」と思っているのだから、何も知らない隣の人は尚更「どういうこと?」と思うことだろう。

 

でも、怖気付いてはいけない。

僕は赤ちゃん。

泣き続けなければいけない。

 

そこで、隣の人があやしてくれたりすると大成功なのだが、そんなことはあり得ないことを僕は知っている。

この世界では大人が赤ちゃんになることなんて、あり得ないのだから。

 

「おぎゃああ、おぎゃああ」とある程度泣いたら、良きタイミングでハイハイして扉前で待機しよう。

つかまり立ちとかすると、レベルが高いと思われて好印象だ。

誰に思われるのか知らんけど。

 

で、駅に着いたらトイレへGO。

なのだが、この作戦の難点は赤ちゃんなのでハイハイしかできないことだ。

立つことはできる設定でもいいが、赤ちゃんという印象をつけるためにはハイハイが効果的だ。

できればハイハイでトイレに行こう。

 

着いたら無事終了。

大人が赤ちゃんになるには無理がある。

そう肝に銘じて帰宅しよう。

 

まずい! 俺の中の悪魔が出てきてしまう!!

うんこを漏らすことは恥ずかしい。

それならば、漏らしたのがうんこじゃなくすればいいのではないだろうか?

例えば悪魔。

 

僕の中には悪魔がいる。

取り憑かれているのだ。

そして、そいつはあろうことか電車内で出てこようとしている。

やめろ…今出てくるな…

ああ、だ、ダメだ! ダメー!

みたいな設定でいこうと思う。

 

ということで、僕は電車に乗っている。

あ、うんこが出そうだ…

 

今までの作戦はうんこを漏らした後の対応だったが、今回はうんこが漏れそうになる前から仕込まなければいけない。

これが結構大変だ。

 

なぜなら、もしうんこが出なかった、我慢できた場合のことを考えてみる。

 

やめろ…今出てくるな…

ああ、だ、ダメだ! ダメー!

 

とか言っている奴に何の異変もない。

これは恥ずかしい。

うんこを漏らすのとどっちが恥ずかしいのか、もはや僕にはわからないが、恥ずかしいことにしておく。

 

だからこそ、見極めが大切だ。

まだ、我慢はできる。

でも、もう絶対に出る。

これは間違いない!

というタイミングで、「やめろ…今出てくるな…ああ、だ、ダメだ! ダメー!」と言おう。

タイミングが合わなければ「悪魔よ…今は…」とか「嘘だろ、こんなタイミングで…!」とか尺を合わせればいい。

 

当たり前だが、そんなこと言っている奴を隣の人が気づかないわけがない。

おそらく一度見て、その後見ないフリをするはずだ。

でも、構わないが。

聞いてくれさえいればこっちのものだ。

 

で、悪魔放出。

その後は「はぁはぁ…」とか言って疲れたフリをしよう。

うんこだと気づかれたら変態性が増す行為だが、これはうんこじゃない。

悪魔だ。

だから、仕方がない。

 

その後は「くそっ、悪魔め…」とか言っておこう。

隣の人は「あ、今のは悪魔が出たのね、うんこじゃなかったのね、通りで臭いわけだ」と思ってくれたら、本当に感謝。

作戦を考えた甲斐があるというものだ。

 

駅に着いたら、トボトボとトイレに向かおう。

もう悪魔はいないのだから、スッキリだね。

 

あれ、入れ替わってる?

 

何度も言うが、うんこを漏らすのは恥ずかしいことだ。

でも、何が恥ずかしいのだろうか、と考えたところ、自分が漏らすから恥ずかしいという結論に達した。

これが他人なのであれば、恥ずかしさは半減。

堂々とうんこを漏らすことができる。

 

つまり、うんこを漏らした他人と入れ替わったフリをすれば万事解決なわけだ。

よし、この作戦名を「君の名は。作戦」と命名しよう。

 

では、さっそく電車の中でうんこを漏らすことにしよう。

隣の人の疑惑の目。

周囲の「あれ、何か臭いぞ…」という雰囲気。

これを察したら作戦開始だ。

 

まずは、入れ替わる相手を探しておこう。

目星をつけたら、イメージトレーニング。

その人は、こういう人で、あんな趣味を持っていて…

とはいえ、僕はもう漏らしている。

時間はそんなにはないので急いで作り込もう。

今回は仮として、目の前に座っていた女子大生と入れ替わることにする。

 

「…あれ、な、何これ…? 私が目の前に…えぇ!」

 

ここで目の前の女子大生が「え、もしかして…入れ替わってるー!?」と言ってくれたら奇跡が起きてロマンスが始まるのかもしれないが、僕はうんこを漏らしている。

ロマンスもクソもない。

あ、クソはある。

 

おそらく現実は、ただただ女子大生は驚くことだろう。

というか、何をしているのか、さっぱりわからないはずだ。

まさか、目の前のうんこを漏らした人と入れ替わっているなんて夢にも思うまい。

でもね、入れ替わっているんだ。

君に届け、この思い!

 

まぁ、届くはずもない。

入れ替わってもいない。

でも、もう作戦は動き出している。

止まることはできないのだ。

うんこも止まることはできなかったし。

 

もう無理なのは承知の上だが、どうにかこうにか、入れ替わったフリを続けよう。

鋼のメンタルで続けよう。

 

「も、もしかして…入れ替わってるー!?」

 

女子大生は絶対に言ってくれないから、もうこっちから言っちゃおう。

そこで察してくれるはずだ。

 

あ、この人入れ替わったフリをしている…

なんで…

あ、うんこ漏らしたのこの人だな…

 

と察してくれたら厄介だが、もうそんなことを言っている場合ではない。

この作戦は「入れ替わってるー!?」で終わりなのだから、早く切り上げなくてはいけない。

 

だから、駅に着いたらせめて女子大生っぽく「きゃああ」と言って、顔を手で隠しながらトイレに向かおう。

これで作戦終了である。


そして、これでうんこを漏らした時の言い訳・対処法も終了だ。

我ながら良い作戦が浮かんだと思うので、もしもの時があれば参考にしてほしい。

責任はとらない。

 

それでは本日はこのへんで。

ご覧いただきありがとうございました。

管理者:宴
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